第60回全国民俗芸能大会
民俗芸能北から南から 〜感動は今、時を超える!〜
平成22年11月20日(土)、東京都新宿区の日本青年館大ホールにて第60回全国民俗芸能大会(主催:財団法人日本青年館・全国民俗芸能保存振興市町村連盟)が開催されました。第60回という節目の大会にふさわしく会場は満員のお客様で賑わいました。出演した芸能は全て国指定で見応えがあるものばかりでした。全民連加盟市区町村からは那智の田楽(和歌山県那智勝浦町)、武雄の荒踊(佐賀県武雄市)が出演しました。
天津司舞
山梨県甲府市小瀬町・天津司舞保存会
「御船」と呼ばれる幕の中で笛や太鼓の演奏・人形の操作を行うため、観覧者からは人形のみ見えます。
那智の田楽
和歌山県那智勝浦町那智山・那智田楽保存会
平安中期〜鎌倉時代に流行した田楽で、熊野那智大社に伝承されたものはその芸態を非常に良く残しているといわれています。
山屋の田植踊
岩手県紫波町山屋・山屋田植踊保存会
写真手前の踊り子の笠を回す動きが非常に特徴的です。
記念式典
主催者挨拶
(左)日本青年館 佐々木常務理事 :(右)全民連 坂本会長
来賓祝辞
文化庁主任文化財調査官 齊藤裕嗣様
感謝状・記念旗贈呈
佐々木常務理事・坂本全民連会長より出演者代表へそれぞれ感謝状・記念旗が贈られました
文化庁長官感謝状贈呈
文化庁主任文化財調査官 齊藤様より出演者代表へ文化庁長官感謝状が贈られました
出演者代表挨拶
武雄の荒踊
佐賀県武雄市高瀬・高瀬荒踊保存会
若い男性達の力強く華麗な動きが見物です
長滝の延年
岐阜県郡上市白鳥町・長滝の延年保存会
長滝白山神社の神前で、「梅」「竹」と呼ばれる二人が当弁竿をもって申し立てをします
雑誌「民俗芸能 通刊91号」のお知らせ
第60回全国民俗芸能大会を特集しています。今回上演した演目を詳しく解説しています。また、第1回からの出演団体一覧も掲載しています。
ご希望の方は、160-0013東京都新宿区霞ヶ町7−1
(財)日本青年館 雑誌「民俗芸能」宛
FAX03(3475)6605